「ロープで登るのは怖そう」「敷居が高い」と感じている方は多いはず。
この記事では、山登りが好きな人が、山のためにジムで練習環境を整える方法にフォーカスして解説します。
[リンク:ボルダリングとクライミングの違いはこちら]
目次
- クライミングジムを探そう
- ジムに行く準備をしよう
- クライミングジムへ行こう
- 体のケアをしよう
- クライミングの続け方
- プロから教わる重要性
① クライミングジムを探そう
まずはGoogleマップで「クライミングジム」または「ボルダリングジム」と検索しましょう。いくつか候補が出たら、**「なるべく近くのジム」**を選んでください。ここが重要です。
なぜなら、クライミングは想像以上に体への負荷が強いアクティビティだからです。
登山で下半身を鍛えている方でも、上半身をこれほど使う機会は少ないはず。普段使わない筋肉を呼び起こすと、翌日は尋常ではない筋肉痛に襲われます。
ここで嫌になる人が多いですが、ぐっと耐えて2回、3回といくと、不思議と筋肉痛に慣れ、トレーニング感が心地よくなってきます。続けることを考えて、「遠さ」を理由に挫折しないよう、まずは近さ優先で選びましょう。
② クライミングジムに行く準備をしよう
いきなり訪れる前に、**「体験講習」**があるか確認しましょう。
無料より「有料の講習」があるジムがおすすめです。スタッフから「壁からの落ち方」や「登り方」を丁寧に教わることができます。時間をかけて講習してくれるので、後々質問もしやすくなります。
準備するもの
- 服装:夏山の登山スタイル(Tシャツ・短パン・レギンス)でOK。足が大きく開く伸縮性のあるものを選びましょう。
- ※スカートやダボダボのパンツは危険です。
- 道具:全てレンタルできるので、初めから揃える必要はありません。
③ クライミングジムに行こう
初回は登録受付があるため、予約時間に余裕を持って向かいましょう。
一般的な初日プランは**「30〜45分程度の講習 + 残りは自由時間」**という形が多いです。自分のペースで登り、好きなタイミングで帰って大丈夫です。
④ 身体のケアをしよう
初日の身体は悲鳴をあげているはず。お風呂で温まり、ストレッチやマッサージガンで解してあげてください。
実はクライミングの動作は、背中や肩を大きく動かすので、肩こり解消にも繋がります。
この筋肉痛を乗り越えた先に、バリエーションルートへの道が開けます。
⑤ クライミングの続け方
なぜ最初にボルダリングジムを勧めるのか。それは**「1人で始められるから」**です。
ルートクライミング(ロープ使用)はパートナーが必要ですが、最初から同じ熱量の友人を見つけるのは大変です。まずは1人で通えるボルダリングで「登攀(とうはん)技術」を高めるのが、バリエーションルートを登ることに繋がる最も効率的な行動です。
⑥ プロから教わる重要性
「全部自分でやりたい」という意気込みは素晴らしいですが、クライミングは中途半端な知識が命取りになります。
ロープワークやビレイ(確保)技術は、必ず専門のジムスタッフやプロの山岳ガイドから学びましょう。特におすすめは、**日本山岳ガイド協会所属の「フリークライミングインストラクター」や「山岳ガイド」**の資格を有している人から教わることです。
なぜプロに教わるべきか?
身近な先輩に教わるのも良いですが、知識が古かったり、無意識のバイアスがかかったりするリスクがあります。壁の中では、トラブル時に冷静に対応できる「確立された技術」が不可欠です。
時間はかかりますが、まずはプロに習い、自分たちで考え、また疑問を先生にぶつける。これが安全への一番の近道です。早くバリエーションルートに行きたい方は、ガイド山行への同行も検討してみてください。
山から始めてクライミングにのめり込んだ私としては、読者の皆様に「いい登山」をするためのクライミングを始めてほしいと願っています。
正しい知識と確かな技術を身につけて、新しい登山の扉を開きましょう!

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